過去20年間、継続的に戦略的投資を行うことによって、テナリスはグローバル企業へと成長してきました。100年以上にわたるテナリスの成長の過程とルーツをご紹介します。
主な出来事
1909年 イタリアのダルミネ社がシームレス鋼管の製造を開始
1914年 日本の日本鋼管株式会社(NKK)がシームレス鋼管の製造を開始
1924年 ダルミネ社がミラノ証券取引所に上場
1935年 後にテチントグループの創設者となるアゴスティーノ・ロッカがダルミネ社のマネージング・ディレクターに就任
1953年 タムサ社がメキシコ証券取引所に上場
1954年 タムサ社がメキシコで、シデルカ社がアルゼンチンで操業を開始、テチントが両工場を建設
1958年 シデルカ社がブエノスアイレス証券取引所に上場
1960年 ブラジルの工業用設備製造会社コンファブ社が溶接鋼管の製造を開始
1967年 タムサ社がアメリカン証券取引所に上場。アメリカ預託証券(ADR)プログラムを通じて米国の証券取引所に上場した初のメキシコ企業となる
1980年 アルゴマ社が北米で初めてシームレス鋼管製造用のリテインドマンドレルミルの建設を発注
1986年 シデルカ社が、1948年創業のアルゼンチンの溶接パイプ製造会社シアット社を買収
1993年 シデルカ社がタムサ社の議決権株式の過半数を得て、同社と戦略的提携関係を構築する
1996年 シデルカ社が、民営化後のダルミネ社の議決権株式の過半数を得る。この戦略的提携にタムサ社を加えてDSTグループを形成
1998年 シデルカ社がTAVSA社を買収
1999年 シデルカ社がコンファブ社の支配権を取得
2000年 シデルカ社と日本鋼管株式会社が京浜製鉄所で行っていたシームレス管製造事業が合弁事業を開始。エヌケーケーシームレス 鋼管株式会社(NKKTubes)を設立
シデルカ社がアルゴマスティール社のシームレス鋼管の工場を借り受け、アルゴマチューブス社の操業を開始
2001年 ブランド名がDSTからテナリスに変わる
シデルカ社がニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場
2002年 ルクセンブルグで設立されたテナリス社がシデルカ社、タムサ社、ダルミネ社に株式交換の申し出を行い、テナリスグループを設立。ニューヨーク、ミラノ、ブエノスアイレス、メキシコの各証券取引所に同時に上場する
2004年 テナリスが、ルーマニアのシームレス鋼管製造会社シルコチューブ社の支配権を取得
2006年 マーヴェリックチューブ社を買収したことにより米国で確固たる地位を確立する。同時にプルデンシャル社の買収を通じてカナダでの存在感 を高め、チューボカリベ社の買収を通じてコロンビアでも存在感を確立
2007年 ハイドリル社との合併により、石油・ガス業界へ提供する商品群とサービスを拡大する
2009年 インドネシアの油井管加工業者であるSPIJ社の買収を通じて、極東地域での存在感を高める
ベネズエラがTAVSA社を国営化する
2010年 サウジアラビアにネジ切り工場を開設する
2011年 メキシコ、ベラクルスのタムサ社に最新鋭の圧延工場を開設